成形条件の一例


ジーマ・イナス熱可塑タイプのベースレジンにはLCP,PPS,PA6の3つの種類があり,それぞれの代表的な成形条件は下表の通りです。
実際の成形条件は,以下を参考に,製品形状,成形品の外観を見ながら調整して下さい。金型内での材料冷却が極めて早い材料であるため,射出(充填)時間は短い方が良いとされています。
予備乾燥が不足すると,安定した成形に支障が出る場合があります。なるべく真空乾燥機(もしくは除湿乾燥機)で十分に行ってください。


成形条件表


射出成形機:ネスタール プロマット 240/100A-3
      (住友重機製,横型,最大型締圧100t,最大射出圧145MPa)
成形品  :90×90×3mm(サイドゲート)の成形体を作製した場合の例

注意点
1)寒冷期は,通常よりも金型温度を+10℃,シリンダ-温度を+15℃上げてください。
2)ペレット乾燥に関して:除湿乾燥機あるいは真空乾燥機のご使用を推奨致します。

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